レガシーマイグレーション
レガシーマイグレーションとは
数十年前に構築されたメインフレームやオフコン(特にIBMi(AS/400))上で稼働する情報システムである「レガシーシステム」には遺産や旧式というようなマイナスのイメージがありますが、先人の英知が集約されており企業にとって重要な価値ある「IT資産」ともいえます。
このようなIT資産を維持継承しながら移行しプラットフォームを刷新する方法が「レガシーマイグレーション」です。
プラットフォーム自体の刷新は行われますが、原則として、ユーザーの操作方法やインターフェースについては変更が発生することはありません。
フレア・テクノロジーでは
主に2つの手法を用いてレガシーマイグレーションを行っています。
リホスト
システムアプリケーションを変更せずにプラットフォームのみ変更する方法
メインフレームやオフコンからUNIX,Windows系のオープンシステムやクラウド環境への移行が可能
リライト
システムのビジネスロジックを変更せずにプラットフォームや開発言語のみを変更する方法
COBOLからRPG、RPGからJavaなどの他言語への変換・移行が可能
主な効果には次のようなものがあります。
利用技術(ハードウエア・ソフトウエア)の最新化(老朽化対策)
セキュリティーの強化・向上
運用・保守コストの削減
フレア・テクノロジーではお客様のIT資産を保持しつつ、新しい環境へ適応するためのシステムインテグレーションを提案しています。
レガシーモダナイゼーション
レガシーモダナイゼーションとは
数十年前に構築されたメインフレームやオフコン(特にIBMi(AS/400))上で稼働する情報システムである「レガシーシステム」を継続して利用していくことは、経済産業省により提唱されたDXレポートにもあるように、DXの妨げになります。今後も複雑化・老朽化・ブラックボックス化したレガシーシステムをそのまま使用し続ける企業は 情報システム戦略で後れをとることになり、将来的に企業自体の存続が危ぶまれます。
レガシーマイグレーションと同様に、これらのレガシーシステム資産を維持継承しながら、現行のアプリケーションシステムを現在のビジネスニーズに合わせて再構築し、ビジネス全体の最適化を図る方法が「レガシーモダナイゼーション」です。
フレア・テクノロジーでは
次のポイントに重きを置いてモダナイゼーションを推進します。
レガシーシステム資産の現状把握とリスク分類・可視化
システム予算・期間・品質を考慮してスコープの明確化・優先変更順を確保
お客様の現場担当者やシステム担当者との密なコミュニケーションの確保しプロジェクトを推進
主な効果には次のようなものがあります。
生産性の向上・業務効率化
属人化・ブラックボックス化の解消(見える化)
運用・保守コストの低減
フレア・テクノロジーでは多くのシステム開発を行ってきた豊富な経験をもとに、多様化するお客様のご要望にお応えします。
レガシーシステムの刷新だけに留まらず、コスト効率と生産性を高め、イノベーション機会の創出をサポートし、システムでお客様のビジネス価値を広げます。